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BUMP OF CHICKEN『東京賛歌』失敗も後悔も、ムダなことじゃないんだ【感想】

ミクジン
ミクジン

寝ぐせの王様、ミクジンです

この記事は、オレの心に響いたものを勝手に紹介するシリーズです。

今回はBUMP OF CHICKEN『東京賛歌』という曲を聴いて思ったことを書きなぐりたいと思います。

BUMP OF CHICKEN『東京賛歌』

この曲は12枚目のシングル『花の名』のカップリング曲で、カップリング曲を集めたアルバム『present from you』にも収録されている曲です。

この曲はタイトル通り、東京を讃えるような内容の歌詞になっていますが、これは「人はどの場所にいてもその人のままである」というメッセージを込めた歌なのだそうです。

とは言っても、東京育ちでも在住でもなく、ましてや行ったことがあるのは2回だけという自分がなぜ、東京について歌ったこの曲に惹かれたのかすごく不思議でした。

でも何度も何度も聴いているうちに、なんとなく分かったんです。

オレの勝手な解釈だということを前提に聞いて欲しいのだけど、この曲は、

「失敗も後悔も、ムダなことじゃないんだ」

そう教えてくれている気がして、だからこそオレはこの歌が大好きなんだなぁってことに気が付きました。

ここへ来てから教わったんだよ

空と地面がある街だよ

育った街とどう違うだろう

違いが言えるのはどうしてだろう

ここへ来てから教わったんだよ

BUMP OF CHICKEN『東京賛歌』

曲はこの歌詞から始まります。

確かに、東京と自分のいた街とでは違うところがたくさんあると思います。

オレも2回だけ行ったことがあるけど、あまりの違いにびっくりしました。

背の高いビルが多くて空が狭いなぁと感じたり、夜に泊まったホテルを出てぶらつこうとしたら、歩いて数百メートルくらいで路上の呼び込みの人の多さにびびって引き返したり…。

だけど、違いが言えるのはどうしてだろう…なんて考えたことはありませんでした。

冒頭の最後の部分には、それに対する答えのようなものが書かれています。

「ここへ来てから教わったんだよ」

この歌詞を見た時に、なぜだか説明できないような衝撃を受けました。

当たり前だと思ってたことに、あらためて気付かされたような気がしました。

この歌詞がすべてだと思います。

違いが言えるのは、実際にその場所に行って体験したからです。

逆にいうと、行ってみなければ良いのか悪いのかすら分からないんです。

知るためには、どんな場所か分からないけど行かなくちゃならないんだと思います。

もしかしたら自分にとっては嫌な場所かもしれない。

でも実は良い場所ってこともある。

どちらかは分からないけど、行けばきっと教えてくれます。

知ることさえできれば、そこからまた判断できる。

これは何も東京に限ったことじゃなくて、すべてのことに言えるような気がします。

だから行ってみること自体は間違いじゃないんだと思います。

教わりに行けばいいんだ。

ここは幾つも受け止めてきた

嘘が多いとか 冷たいとか

星が見えないとか 苦情の嵐

上手くいかないことの腹いせだろう

ここは幾つも受け止めてきた

BUMP OF CHICKEN『東京賛歌』

実際に行ってみて上手くいかないことがあると、文句を言いたくなったりもします。

全然この曲と関係ないかもだけど、オレは20代前半の頃に彼女を追っかけて、山形に転勤してひとり暮らしをしてました。

今よくよく考えてみると、上手くいってない時は「雪多すぎてやってられねえ」とか言ってたのに、気分が良い時は「冬らしくていいなぁ」なんて言いながら雪だるまを作ってたんですよね…。

分かりやすいバカだな。

そんなバカを、山形は受け止めてくれてたように思います。

山形はオレに「来るな」なんてひとことも言ってません。

ただオレが行きたくて行っただけです。

それなのにオレが何を言っても文句も言わず、ただずっと『変わらない山形』でいてくれた。

きっと東京だって、他の場所だって、それが自分の夢見た場所だって同じなんだと思います。

合う合わないはあると思う。

自分の目標を達成できないこともあるかもしれない。

場合によっては「来るな」と言われているように聞こえるかもしれない。

でもきっとその場所は何も変わらず、来る人を拒まず、去る者を追わず、すべてを受け止めてくれます。

喜びも悲しみもすべて。

今ほど大切に思えてましたか

あの頃いつも側に居た

嫌いな好きな その人達を

今ほど大切に思えてましたか

ここへ来てから気が付いたんだよ

BUMP OF CHICKEN『東京賛歌』

新しい場所に行くと、前の場所のことを懐かしく思うことがあります。

オレの場合は特に、実家を出てひとり暮らしを始めてから思いました。

もともと仲の悪い家族ではないのですが、一緒に暮らしている時にはほとんど会話もなかったし、なんなら顔を合わせるだけでしんどい時もあったし、育ててもらった感謝の気持ちすらなかったように思う。

それはずっとそこにいることで、それが「当たり前」になっていたからだと思います。

離れたことでそれが「当たり前」じゃなくなった今、いろいろと気持ちが変わったことに気付きました。

話したいことがあること、顔を見たいと思うこと、どうでもよかったはずの日常が懐かしいと感じること。

それはたぶん、あんなに出たくて仕方なかった場所が「本当は大切だったんだ」ってことだと思います。

新しい場所はそれに気付かせてくれる。

離れてみないと、失ってみないと、失敗してみないと分からないこともあります。

そうすることで大切なものに気付くことも、優しくなれることもある。

そういう意味では新しい場所がたとえどんなに悪い場所でも、「教えてくれてありがとう」と言えるのかなあと思います。

失敗も後悔も、ムダなことじゃないんだ

オレは今、数年前では考えもしなかった場所にいます。

この場所で、自分なんか書くこともないと思っていたブログを書いてます。

前にいた場所はとても大切な場所で、失いたくない場所でした。

失敗して飛び出してしまったけど、すぐに後悔して人生終わったとか思ったけど…。

この新しい場所が今では楽しくて、失いたくなくて、そして誇りに思います。

それはきっと、この場所が「失敗も後悔も、ムダなことじゃないんだ」と教えてくれたからだと思います。

そりゃ失敗も後悔も本当は嫌だなあと思う。

でもやっぱり、それがあったおかげで今があるのも事実なんです。

あの時失敗しなければ、後悔しなければ今この場所には絶対にいなかった。

この場所が教えてくれたんです。

最後に

ここまで書いて読み返してみたら、何が言いたいのかよく分かんねえし、何よりも、

ミクジン
ミクジン

東京関係ねえ…

と思ったんですが、それは内緒にしとく方向でお願いします…。

いろいろ筆のおもむくままに書いたけど、この曲は、

「新しい場所で上手くいってない?そっかあ、でもおかげで気付いたこともあったろう?それは絶対ムダにはならないんだよ。だからまたやればいいさ」

そう言って優しく背中を押してくれるような曲だなあと思いました。

これからも失敗して後悔して落ち込むこともあるんだろうけど、でもそうだなあ。

うん、オレもまだまだやってやるぜ!

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