ミクジログ 
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寝ぐせの王様、ミクジンです
鳥海山の景色を見てもうすぐ夕方という時間でしたが、近くに何か観光スポットがないかと探していたところ、元滝伏流水（もとたきふくりゅうすい）という場所があることを知りました。
鉾立展望台からは約23分。
近い！
これなら日が暮れる前に見れそうなので、さっそく移動開始です。
元滝伏流水（もとたきふくりゅうすい） への道
あっという間に到着。
駐車場も広くていい感じです。
さてどんなものが見れるのかな？
ははぁ、滝的なお水だね？
なんでも鳥海山に降った大量の雨や雪は、10年〜20年の月日を経て周辺のいたるところに湧き出すそうです。
そして水が湧き出す地点の多くは、噴火した時に流れて固まった溶岩流のヘリ部分。
ここ元滝伏流水はまさにそのヘリ部分にあたり、高さ5m、幅30mの溶岩の壁から年中絶えることなく豊富な水が湧き出しているみたいです。
なるほど…行くぜヘリ！
ここを左か、結構近いのですね。
まっすぐの道もあるみたいだけど、どこに繋がってるんだろう？
気になりながらも矢印の方向へ進みました。
気持ちいい。
道中は木々の間を進んで行きますが、日陰に入るだけで涼しいです。
いいところだなぁ。
…あっ。
あまりにも気持ちよくてほとんど人もいないせいか、突然、心の内側から何かが湧き上がり、爆発しそうになる自分がいました。
だめだ抑えろ自分！
ふぅ、危ない危ない。
なんとか最小限にとどめました。
自然ってすごいですね。
さぁ進もう。
もののけの森と元滝伏流水
奥に進むにつれて、だんだんもののけ姫的な風景になってきました。
写真で分かるか微妙ですが、一帯には薄い霧がかかっています。
これは湧き水の冷たい温度の影響らしいのですが、この霧が高い湿度を保つことで辺り一面に苔が覆い、このような雰囲気になっているみたい。
もののけ姫大好きな自分としては、興奮しないわけにはいかない風景です。
はりつめている…！
どんどん辺りははりつめた弓のふるえる弦のような雰囲気に。
はりつめ草…！
※勝手に付けた名前です。本人が興奮状態にあるためご容赦ください。
コダマ岩がたくサァアアン！
※勝手に付けた名前です。本人が興奮状態にあるためご容赦ください。
ああああ素敵な景色すぎてもうヨダレとかそういう体液系が止まら…、
ん？
ついに到着。
どうやらここが元滝伏流水のようです。
湧き水が冷たいせいか、近づくと急にすごく涼しくなってちょっとびっくり。
そしてこれまでよりも霧が濃いです。
今目の前で湧き出ている水が10〜20年の月日を経て出てきた水だと思うと、なんだかすごく不思議だなぁ。
これはオレがまだ子供だった頃に降った、雨や雪たちがやっと出てきた姿。
「やぁ久しぶり。君はどんな大人になったのかな？」
そんなふうに言われているような気がして、懐かしいような、でもちょっと寂しいような気持ちになりました。
…急にまじめだな。
でもいいところだったなぁ。
さて帰るか。
日本海の夕日と末廣ラーメン本舗 秋田駅前分店
もう日も暮れかかり、腹も減ってきたので何を食べようかと思ったのですが…秋田に来たら食べたいものがあったことを思い出しました。
それは何かというと、末廣ラーメン本舗 秋田駅前分店の中華そばと焼き飯。
前に食べた時めちゃくちゃ美味くて、また食べたいなぁと思っていたのです。
元滝伏流水から車で1時間くらいか。
ふむふむ、近いな。
そんなわけで出発です。
途中、日本海に沈む夕日を見ました。
きれいだなぁ。
ドアップ。
少しずつ海に沈む太陽を見ていると、地球が回っていることを実感します。
ああ、いいものを見た。
ふぅ。
もうすっかり夜になり、長時間の運転で尻が自分の尻じゃなくなりかけながらもようやく目的地に到着。
さてたらふく食うぞ！
中華そばの大盛りと焼き飯。
うめええええええ。
相変わらずの美味さにびびります。
ラーメンも焼き飯も見た目よりさっぱりしてて、スープまで全部飲み干せるくらいの美味さです。
なんでもこのラーメンにはコラーゲンがたっぷり入っているうえ、滋養強壮にもなるとかなんとか…すごいラーメンだな。
ほんとに美味しかった、秋田に来た時には絶対また食べに来ます。
…と思ってたら。
仙台にもあんのかい！
後で調べてみたら地元にもあったみたい。
これ秋田に来なくても食べ…。
それ以上は言わない約束です。
その後は秋田市内の漫画喫茶に入って泊まることにしました。
今の漫画喫茶はシャワーも付いてるからほんとに便利です。
さて明日はどこに行こうかな。
