
寝ぐせの王様、ミクジンです
最近引っ越しをしたのですが、一人暮らしでそんなに広い部屋じゃないのでベッドをどうするかすごく悩みました。
今までは折りたたみベッドを使ってたんだけど…アレ、すごく場所取るし運ぶの大変だし一度設置するとずっと置きっ放しにしてしまうので部屋が狭くなるんですよね。
そこで軽くて運びやすくて邪魔にならないようないい感じのベッドを探していたところ、エアベッドなるものがあることを知りました。
電動ポンプ内臓ですぐに膨らんでベッドになり、使わない時は小さくたためて場所もとらない
…という一人暮らしの狭い部屋にはパラダイスのような商品。

おいおいまじかよ!
検索してみたらいろんなメーカーのエアベッドが出てきたのですが、値段も安めなのでその中から試しにひとつ買ってみました。

ひとり用なのでシングルサイズにしました。
はてさてウワサのエアベッドは一体どんな感じだったのか?
感想などを書いてみたいと思います。
『Sableエアベッド』シングルサイズの基本情報
製品名 | |
---|---|
メーカー | Sable |
サイズ | 203×99×高さ46㎝ |
重さ | 7.7㎏ |
素材 | ポリ塩化ビニール&表面フロック加工 |
耐荷重 | 300㎏ |
備考 | 電動ポンプ内蔵 |
耐荷重300Kg!?

ビニールのくせに!?
お相撲さんが3人くらい乗っても大丈夫そうな数字に正直びびりました。
重量が7.7kgって意外と重そうですが、それにしてもその重量でお相撲さんをどうやって3人も乗せるんだ?
浮き輪の仲間なのに!
とりあえず電動ポンプ内臓で別途購入する必要がないのはありがたいですが、これは実際使ってみないとよく分かりませんね。
開封してみる
それではさっそく開封していきます。
ちなみに箱に入った状態は下の写真の感じ。

ほほう。
うちのペンギンより小さめだとは、なかなかコンパクトですね。
箱の大きさは34×35×20cmくらい。


箱を開けると中には収納バッグが。
なるほどこれに本体が入ってるわけですね。
使わない時はこんなにコンパクトになんのか…これはありがたい。

収納バッグに入った状態だと、コンパクトすぎて中にベッドが入ってるとはとても思えないです。
これで持ち運びができるのは便利かも。
とりあえず出してみましょう。

なにこれ…。
大きめのカッパにしか見えない。
広げたらどれだけ大きいんだろう?

でかっ!!
広げたとたんに急にベッドらしくなってきましたが、まだ空気が入ってないのでペシャンコです。
それではいよいよ、コンセントに繋いで空気を入れてみたいと思います。
膨らませる前にやること


電動ポンプの操作盤の横に小さい扉が付いていて、そこにコンセントが入ってました。
これを繋いでダイヤルを『空気注入』に回してやるだけで空気が入るみたい。

操作簡単
空気を抜く時もダイヤルを『空気排出』に回せば電動でやってくれるみたいです。
いやぁ、空気抜く時のことまで考えてなかったのでこれは助かります。
しかし、説明書によれば膨らませる前にやることがあるみたいでした。
それは…。

安全バルブの確認。
最初は写真のように安全バルブが出っ張っている状態なのですが、これを強く押し込んできっちり閉じているかどうか確認してから膨らませてほしいそうです。

できた!
こんな感じでガッツリ押し込んでおかないと、空気が抜けやすくなるみたい。
浮き輪のアレと似てますね。
膨らませてみる

安全バルブも押し込んだし、さっそくダイヤルを回して空気を入れてみました。
説明書によると3分〜5分で膨らむとのことでしたが、最初に思ったのは…。
音が結構うるさいかも。
電動ポンプを作動させると、昔の掃除機のような音がします。
下に実際の動画を載せておくので聞いてみてください。
※音量注意です
うーん、この音だとアパートなんかの一人暮らしで夜に空気を入れるのは近所迷惑になるかもですね。

とか思っていたらあっというまにベッドに。

はやっ!!
音はうるさいですが、膨らむのはほんとに早くて3分でこのぐらいになりました。
ただ自動で空気注入をストップしてくれる機能はないので、自分好みの硬さになったところで止める必要があります。
慣れないうちはどれだけ空気を入れたらいいか分からないし、入れすぎたら破裂しそうな感じがして怖いかも。
車のタイヤみたいに適正空気圧的な、目安になるメーターとかがあればよかったのになぁとか思いました。
寝心地はとても良い

さっそく横になってみましたが、寝心地はとてもいい感じでした。
中に空気が入っているおかげで体に合わせてほどよく浮き沈みしてくれるので、腰が悪い人にも良さそうです。
空気の量を調節すれば硬めにも柔らかめにもなるし、正直そこらへんで売ってる下手なベッドより寝心地がいい。

不思議なことに、ベッドのフチに座ってみても安定しています。
浮き輪みたいなもんだから倒れちゃうのかと思ってたら違いました。
普通に座れます。

はじっこで寝ても結構安定してます。

これはいいですね
少なくとも今まで使ってた折りたたみベッドよりは絶対にいい!
カッパとか言ってごめんなさい。
ただうちみたいに床がフローリングだと、寝返りをした時などにビニール特有のギチギチ音が鳴るので、それが気になる人はいるかも。
でもそれも、床にタオルなんかを敷いておけば軽減されます。
あとビニールの匂いがしますが、説明書によれば数日で気にならないレベルまで匂わなくなります。

下に敷きパッドを敷いてみました。
もうこれ、寝れますね。

一晩寝てみた感想

朝までどれだけ空気が抜けるのか分からなかったので、試しに寝る直前に空気を入れて寝てみました。
結果、朝起きてもまったく空気は抜けていませんでした。

寝心地も申し分なしです
ちなみにその日の夜になっても同じ状態だったので、この感じなら数日は空気を足さないでそのまま使えます。
まとめ
よかったところ
- 使わない時には空気を抜いてコンパクトにたたんで収納できる
- 収納バッグが付いてくる
- 電動ポンプ内臓で空気の注入も排出もすごく早い(3〜5分)
- 寝心地が良い
- 硬さを好みで調節できる
- はじっこに座っても安定感がある
- 一晩寝ても空気はほぼ抜けない
弱点
- 電動ポンプの音が結構うるさい
- どのくらい空気を入れればいいのか、慣れるまでよく分からない
- フローリングなどで使うと寝返りをうった時などにギチギチ音がする
こんなところでしょうか。
ずっと膨らませたままでもいいし、邪魔な時はたたんでおいてもいい。
これは普通のベッドにはできない芸当なので、特に一人暮らしにはぴったりだと思います。

寝心地もいいしね!
また、「お客さんが泊まる時用」に持っておいてもよさそうですね。