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寝ぐせの王様、ミクジンです
公開からえらい時間が経ってますが、やっと映画『君の名は。』を見ました。
当時テレビとか全然見てなかったので、話題になっていたことも知らなかったという世間知らずなオレ…。
内緒にしといて!
この映画、めちゃくちゃおもしろかったのでネタバレしない程度に感想を書きます。
感想は主に、観ている時の自分の心の中を書いていますので、参考になるかどうかは分かりません。
とりあえず、単純でバカなおじさんが映画でやられてんな、ぐらいに見といてください。
君の名は。
2016年8月26日公開。
本編約107分。
監督:新海誠
脚本:新海誠
主な声のキャスト
- 立花瀧:神木隆之介
- 宮水三葉:上白石萌音
- 宮水四葉:谷花音
- 宮水一葉:市原悦子
- 勅使河原克彦:成田凌
- 名取早耶香:悠木碧
- 宮水俊樹:てらそままさき
簡単なあらすじ
東京に暮らす高校生の立花瀧と、飛騨地方に住む女子高生の宮水三葉。二人はある朝に目を覚ました時、心だけが入れ替わっていた。お互いに『変な夢』だと思いながら、まったく知らない誰かの1日を過ごすが、次の朝に起きると元の体へと戻っていた。元に戻った時、『変な夢』の記憶はあまり覚えていなかったが、それが週に何度か起きるうちに、ただの夢ではなく実際に存在する『誰か』と入れ替わっていることに気付いていく。
映画『君の名は。』の感想
観る前の予想
観る前は上に貼った予告だけしか観てなかったのですが、単なる男女の入れ替わりの話かと思ってました。
男女で誰だか分からない人と心だけ入れ替わってさ~、彗星まで飛んできてさ~、ロマンチックだな?
どーせ入れ替わってるうちにお互い好きになって、最後はチュッパチャプスだろ?
チュッパチャプス、
オレにも分けてつかぁさい!
※チュッパチャプス=ラブラブのことです。
…という意味不明なひがみモード全開の予想だったんだけど…バカですね。
予想というか、ただのひがみだな…。
でもそう単純なやつじゃなかったんです。
観た後の感想
確かに最初の方は、まあだいたいオレのバカな予想の通り話が進みます。
とてもキレイな絵と、テンポのいい展開で楽しい気持ちで観てました。
単純だな~オレは。
いつの間にか、ひがみはどこへやら。
お前ら、最後に良いチュッパチャプス見せてくれよ!
みたいな応援する気持ちになってた。
でも中盤当たりからかな、全然思いもよらない展開になっていくんですよ。
まったく予想してなかった展開。
それのせいで楽しかった気持ちは、一気に喪失感へと変わっていきました。
そして、『ある事実』が判明します。
それを知った時は衝撃的でした。
マジかよ…。
このまま終わるんじゃないよね?
序盤の楽しいまま続いて欲しかった。
…もう準備できてたのに!
チュッパチャプス見る準備できてたのに!
…最後の方まで書くと、展開が分かってしまうと思うので、このへんにしときます。
伝わったかは分かりませんが、ただのロマンチックな入れ替わりラブストーリーではなかったな、というのが観た感想です。
最後にチュッパチャプスできたのかどうかはあえて書きませんが、映像がすごく美しくて、音楽も素晴らしく、思わぬ展開に顔面の穴という穴から水がでました。
泣くやつだと思わなかった…。
良い映画だったなぁ。
小説も読みたくなってきた。
酷いレビュー多くね?
映画を観たあとにネットで検索してみたら、やたらと悪いレビューが目立ってビックリしました。
まぁでもよくあること。
設定がおかしいとか、無理があるとか気になるのも分かるし、単純な好き嫌いも当然あると思うので、それも別にいいと思います。
だけど、
「プロからみたらつまんない」
「あれは映画じゃない」
「そりゃ売れるわ」
とかって『プロ』が作品を全否定して言うのはどうなの?って思う。
ひがみにしか聞こえないんだよなあ。
『プロ』なら、結果出してなんぼでしょう?
『君の名は。』結果出してますよね。
それなら、結果を出した作品から何かを学んで生かすのがプロじゃないのかなあ。
公の場であんな酷いこと本気で言わなくてもねぇ。
かっこ悪いなあ、と思ったのでした。