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寝ぐせの王様、ミクジンです
2022年9月29日。
あまりにもお天気が良かったので、自宅のある宮城県を飛び出し、秋田県にかほ市にある『鳥海山 鉾立展望台』へと車を走らせました。
『鳥海山 鉾立展望台』は標高1,150mにありますが、車で行けて駐車場も広く、展望台からの眺めは本当に絶景としか言いようがない風景です。
3年前にも来てるんですが、またあの絶景が見たくなっちゃったんですよね。
最高の天気や
山形県を走り、秋田が近付いてきても空は快晴。
こりゃすごい景色が見れそうだ。
今年の夏は天気が悪くてどこにも行けてなかったので、オレはワクワクが止まりませんでした。
山の天気は変わりやすい
ヒィイイッハァアアアア!!
秋田に入り少々雲が出てきましたが、それでもお天気は快晴。
興奮はとどまるところを知りませんでした。
秋田の雲は宮城の雲と比べると、なんだかちょっと迫力がある気がするなぁ。
そんなことを考えながら車を走らせ、いよいよ目的地の『鳥海山 鉾立展望台』に着いたんですが…。
雲の中やんけ
駐車場にはモクモクが漂い、雲がすぐ目の前…というか自分の周りを高スピードで移動してました。
さすが山の天気、恐ろしいスピードでコロコロ変わりますな。
これじゃ日本海まで見通せる絶景は見れないかもしれないけど、まぁ仕方ない。
だって雲の中に入れるなんて、日常生活でまず体験できないもん。
よしオレ、雲に入る!
謎の決心をしたオレは、展望台の方へと向かいました。
絶景
あれ?
展望台への階段を登ろうとすると、なんと向こうの空は晴れていました。
これはもしや、一回ガッカリさせたあとに喜ばせるという…。
そういう…
サプライズですね?
ナイスサプライズをしてくれた神様的なゴッドに感謝しつつ、オレは階段を登りました。
絶景…なり
すぐそこの駐車場は雲の中だったのに、展望台からは日本海までが見渡せました。
毎回思うけど、この景色を見ると自然の雄大さを感じるとともに、少し怖いです。
「生きていたい」と思う自分を確認する場所
なぜ怖いのかというと、
「自然の前では自分なんて吹けば簡単に吹っ飛ぶような存在なんだな」
と思え、普段は意識もしない「死」というものを身近に感じるからです。
だけど、だからこそ、ここに来るのが好きなんだと思います。
「死を身近に感じる」ということは、「今生きていることを実感できる」ということ。
「怖いと思う」ってことは、「生きていたいと思ってる」ってことです。
それを確認するために、またここに来たくなるのかぁと思います。
ずっと晴れてたのに肝心な時だけ曇ったり、だめだと思ったら奇跡で景色が見えたり…。
山の天気も人生も、似たようなもんだなぁ。
今回は晴れてくれてよかったなぁと思いつつ、オレは『鳥海山 鉾立展望台』を出発しました。
また来るね。