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寝ぐせの王様、ミクジンです
2023年夏。
今年も恒例の「現地で気になった場所にフラッと行くぶらり旅」に行ってきたので、立ち寄った場所をここに記録しておきたいと思います。
今回は、山形県最上郡鮎川村にある「小杉の大杉」です。
ここでは大きな杉の木を見ることができるんですが、その形がトトロに似ていることから「トトロの木」とも呼ばれているそうです。
静かな農村の中に佇む大杉を見ていたら、まるで映画「となりのトトロ」の世界に来たような感覚になりました。
というわけでスタート!
山形県「小杉の大杉」|場所と駐車場情報
「小杉の大杉」は、山形県の北部、鮎川村の中に佇む大きな杉の木です。
とても静かな農村の中にありますが、車を止められる場所は2つありました。
1つ目は、「小杉の大杉」のすぐ近くにある駐車場。
こちらは徒歩約3分で杉に到着できるうえ、8台くらい車を停めるスペースがあり、トイレもあります。
ただ、この駐車場に至る道は車1台分しか通れないような細い道なので、対向車が来る場合もあり注意が必要です。
とはいえ車の退避場はあるし、見通しもいい道です
ちなみにこの道は、次に紹介する2つ目の駐車場から歩く道と一緒です。
2つ目の駐車場は、この場所に来る時に通る道路のすぐ脇にあり、4台ほど車を停めることができます。
駐車場の看板もあったので、すぐに分かりました
看板も駐車場も写真撮るのを忘れてたんですが、パッと見て分かる位置にあります。
オレはこちらの駐車場に車を停めたんですが、「小杉の大杉」までは、徒歩約8分くらいの道のりでした。
道中の動画を撮っておいたので、気になる方は見てみてください。
「小杉の大杉」への道はほんとに静かでのどかな雰囲気で、歩いているだけで癒されました。
トトロの世界に来たみたい
目的地に早く到着するのもいいけど、道中を楽しむのもいいなぁ。
なんてことを考えながら、のんびりと歩いて杉のところへ到着しました。
さて、そんじゃあ「撮影ポイント」から杉を見てみましょうか。
山形県「小杉の大杉」|撮影ポイントから見るとトトロそのもの!
メイちゃアアアアン!!!
見た瞬間、思わず叫びそうになるほどのトトロぶりに、心の奥から何かしらのアレが湧き上がりました。
映画「となりのトトロ」の映像とともに、自分の子供の頃の記憶がよみがえり、なんだか目から謎の水が出そうになった気がします。
表現が曖昧すぎない?
だけどさ、ほんとにこの感情を表す表現が見当たらないんだ。
懐かしいような、嬉しいような、でも少しだけ寂しいような…。
うまくは言えないんだけど、この場所に立って「小杉の大杉」を見ていると、大切なものを思い出させてくれる気がします。
もう戻れはしないんだけど、その代わりたくさんの宝物を持ってたんだなって。
山形県「小杉の大杉」|根本には山神様が祀られている
「小杉の大杉」の樹齢は1,000年とも言われ、その根本には山神様が祀られています。
それはこの地域の方々が、「小杉の大杉」を神木として信仰してきたからだそうです。
ところで、なんで小杉なのに大杉なんですか!?
そんなアホな疑問を抱いてしまったんですが、これは「村内の小杉地区にある大杉」ということから、「小杉の大杉」の愛称で呼ばれているみたいです。
また、歴史が長いだけに、この杉の木に関する言い伝えもたくさんあるそうです。
中でも「新庄藩初代藩主」が体験したとされる話が代表的だそうなのですが、その話は「鮎川村観光情報」で見ることができます。
気になる方は見てみてください
長い間この地域を見守ってきた「小杉の大杉」と、この巨木を神木として信仰してきた地域の人たち。
一緒に暮らしていく中で、感謝の気持ちを持つことはとても大切で、ステキなことなんだなぁと改めて思いました。
大人になると忘れがちな、大切なものを思い出させてくれる「小杉の大杉」。
一度訪れてみてはいかがでしょうか。
ここは持っているのに忘れていた宝物と、新しい宝物をくれる場所です。
ありがとう、また来るね!