実写映画『東京喰種 トーキョーグール』感想。亜門…あのバーベキューなんなのさ!

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ミクジン
ミクジン

寝ぐせの王様、ミクジンです

実写映画『東京喰種トーキョーグール』を観ました。

原作のマンガはとても大好きで、特に7巻は何度読んでも心が震えます。

果たして実写はどんなもんだったのか。

ネタバレしない程度に、自分が観て感じた感想を書き殴ってみたいと思います。

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原作『東京喰種トーキョーグール』

石田スイによるマンガ作品。

週間ヤングジャンプで2011年より連載開始。

現代の東京を舞台に、人肉を喰らうことで生きる怪人『喰種(グール)』と、彼らを駆逐対象とする人間との物語。

人肉を喰らうなんておそろしいやつや…。

最初はそう思ったけど、読めば読むほどに見方が変わっていくからおもしろい。

人間側から見ると命を脅かす存在だけど、グールはグールで人肉しか食べられないので、生きるためには人間を食べなきゃならない

生きるために他の命を喰う。

よくよく考えたら、人間が他の命を食べて生きるのと変わりないんですよね。

むしろグールは人間しか喰わないから、地球にとってはありがたい存在かもしれん…。

人間だけを喰うか、何でもかんでも喰うか、身体能力を置いとけば違いはそんなもん。

このマンガ見てたら、自分らがふだん何気なくいろいろ食べてるのがどれだけ幸せなのかと思う。

命を奪うところ見てないしなあ。

きっとそれを見てたら、自分で奪ったら、食べ物に対する考え方が変わる気がする。

グールと人間は生きるために、お互い殺し合わなきゃなきゃならない。

人間にとっては命を奪われないため。

グールにとっては食べて生きるため。

何が正しいのか…それはそれぞれの立場に立ってみるともう、分からなくなる。

身近な人が殺されればお互いに憎いのは当たり前だと思うし…。

分からないけど、生きるためには戦わなくてはならない

現実でも似たようなことがあって、生きる上で正しいのかどうか、分からない選択肢なんて腐るほどある。

分からないから、自分がこうだと思ったことをやるしかないんですよね。

正解のあることばかりじゃないから。

う~ん、なんていろいろ考えさせられる作品なんだ!

おかしいな、マジメだなオレ。

でもだからこそおもしろいし、大好きな作品なのかもしれません。

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実写映画


「東京喰種 トーキョーグール」予告編(60秒)

2017年7月29日公開。

本編約119分。

監督:萩原健太郎

原作:石田スイ

脚本:楠野一郎

主なキャスト

  • 金木研(カネキ):窪田正孝
  • 霧嶋董香(トーカ):清水富美加
  • 亜門鋼太郎:鈴木伸之
  • 笛口雛実(ヒナミ):桜田ひより
  • 神代利世(リゼ):蒼井優
  • 真戸呉緒:大泉洋
  • 芳村功善:村井國夫

主なあらすじ

「週刊ヤングジャンプ」連載の石田スイによる人気コミックで、アニメ化もされた「東京喰種トーキョーグール」を実写映画化。人間社会に紛れ込んで人を喰らう怪人「喰種(グール)」たちがはびこる東京。事故で重傷を負った青年カネキは、一緒にいた喰種の少女リゼの臓器を移植されたことで半喰種になってしまう。人間でありながら人を食べることでしか生きられなくなったカネキは、人間と喰種の狭間で苦悩しながらも、喰種を駆逐しようとする人間たちとの戦いに巻き込まれていく。「MARS ただ、君を愛してる」の窪田正孝が主人公カネキを、NHK連続テレビ小説「まれ」の清水富美加がヒロインのトーカをそれぞれ演じる。これまで多くのCMやミュージックビデオを手がけてきた萩原健太郎監督がメガホンをとる。

引用:東京喰種 トーキョーグール : 作品情報 – 映画.com

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実写映画の感想

マンガ原作を実写映画化…という流れは結構あるけれど、実写映画を見た時に結構思うのが、詰め込み過ぎじゃないか…ということ。

ストーリーや登場人物が原作とまるで違う雰囲気なのは、違う物語として見ることができるからまだ堪えられる。

でもストーリーを圧縮して詰め込み過ぎてしまうと、なんというか感想が「展開早いな!」くらいになってしまうんですよね。

手料理じゃなく、レンジでチンした冷凍食品を食べる時に感じる、「やっぱ手料理には敵わないな」って気持ちと似てるかも。

原作読んでるとどうしても比べてしまう自分が憎い…。

実写映画『東京喰種トーキョーグール』はその点で、そこまで急ぎ過ぎてる感がなかったのが良かった。

原作を知ってるから感じる、細かい気になる部分もあったけど、原作を知らないで見ても普通におもしろいと思う。

「亜門の武器、アレなんやねん…」

と思わず言ってしまうような、説明不足なところはあるけど…。

説明なしだとバーベキューか何かに見えてしまうんじゃないかと心配になったっけ。

 「バーベキュー回り出したああああ」

そんな声も聞こえてきそう。

ごめんなさい、そう思うのはオレがひねくれてるからかもしれません…。

キャストは原作の雰囲気が出ていてとても良く感じました。

大泉洋はイカれキャラがやっぱ似合う。

清水富美加もトーカ役合ってて良かったんだけど、この映画出演が出家した原因のひとつという噂があるみたいでなんか複雑。

次回作があるならトーカ役は彼女にやってほしいんだけどな。

実写映画は原作の3巻くらいまでの話です。

最近のマンガ原作実写映画の中ではだいぶおもしろい方だと思いました。

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