『結婚しようとしていた彼女に浮気された話①』その証拠は見つけたくなかった

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寝ぐせの王様、ミクジンです。

これを書いてる時点で約2ヶ月前の2017年8月末、オレは死んでも大事にしたいと思っていた彼女と別れました。

原因は彼女の浮気です。

ものすごいショックだったし、失ったものがあまりにも大きすぎて、生きている意味もよく分からなくなってしまった。

あれからほとんど眠れてないし、胸のあたりがずっと重くてただ苦しいだけの毎日。

もうわけが分からないので、「ネタにしてやれ」というヤケクソな気持ちでこれを書いてます。

これから書く話はドロドロかもしれませんが、

「こんなヤツらもいるんだなー」

くらいの軽い気持ちで読んでみてください。

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彼女とオレについて

彼女はバツイチで子持ちでした。

小学生の男の子がひとりいて、親子2人でのアパート暮らし。

オレはまだ同棲していなかったものの、彼女の息子ともだいぶ仲良くなることができたので、そろそろ彼に一緒に暮らしていいか許可を取ろうと思っていました。

そんな中、2017年3月末に、勤めていた会社が廃業になりました。

オレも彼女も同じ会社で働いていたので、2人とも再就職しなければならなくなりました。

オレは会社の廃業に関わる手続きやら片付けやらで再就職が遅れていましたが、彼女は就職活動をしてすぐに新しい職場で働きはじめました。

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彼女の様子が変わる

オレの就職が決まったら子供に許可をもらって同棲をして、年内には結婚しようと話をしていましたが、5月の中旬くらいから彼女の様子があからさまに変わりました。

まず、帰りが遅くなりました。

毎日夜ご飯を彼女のアパートで食べていたのですが、それまで18時には帰っていた彼女が、毎日20時を過ぎるようになりました。

新しい職場で忙しいのかな、と思いながら毎日オレが夜ご飯を作り、彼女の息子と一緒に帰りを待つ日々。

まだ子供は小学生だし、ひとりじゃかわいそうだと思ったので、彼女が帰ってくるまではアパートにいるようにしていました。

そのうちに、週に一度くらいの頻度で帰りが23時を過ぎるように。

そんな時は泊まるようにして、子供とご飯を食べ、お風呂に入り、寝かせて帰りを待ちました。

この時点でオレは、やっと就職活動に入ったところでした。

まだ仕事が決まっていなかったので早く帰れるものの、仕事が決まってオレも帰りが遅くなったら、子供は夜遅くまでひとりぼっちになってしまう。

そこで彼女に相談することにしました。

「オレが就職決まるまで養えるくらいのお金はあるし、オレが今後しっかり稼ぐから、もっと楽で早く帰れる仕事をしてほしいと思うんだけど、どうだろう」

彼女の反応は意外なものでした。

「今の仕事を長く続けたいと思ってるの。大丈夫、気にしないで」

彼女はそれしか言わなかった。

大丈夫、大丈夫と。

加えてその後、遅くなる時にはメールで、

「今日遅くなるから帰っていいよ」

と連絡がくるようになりました。

これから3人で暮らそうって時に、

「気にしないで」?

小学生の子供がいるのに、

「帰っていいよ」?

オレはともかく、今の状況を続けていったら子供はどうなる?

まったくオレをあてにしていないのか?

そこまでしてやりたい仕事なのか?

頭がこんがらがりました。

同じ頃、彼女は今までそのへんに適当に置いていたスマホをいつも手放さないようになりました。

「仕事のやり取りでLINEを使うから」

と言いながらトイレや風呂にまで持っていき、かたときも手放さず、着信音やバイブは鳴らさないように切っていた。

「仕事が忙しくて疲れてる」

と、オレや子供との会話もうわのそら。

スマホの画面を見てる時が一番楽しそうに見えた。

また、車を持たない彼女には通勤のためにオレの車を貸していたのですが、ある日車を掃除していたら、灰皿に知らないタバコの吸い殻が入っていることもありました。

いろいろなことが重なって、だんだんオレは彼女に疑いを持つようになりました。

たぶん、浮気じゃないかと。

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浮気を確信した日

6月に入る頃には、もう完全に彼女の浮気を疑うようになってました。

そんな中、ある日突然、彼女から驚くべき告白がありました。

「実は会社の人から結婚してくれと言われてるんだ。彼氏いるから無理っては言ったんだけどさ。言わないと悪いと思って」

働きはじめてから2ヶ月で結婚を迫られた?

なんだそれ、早すぎやしないか?

どんだけ話が進んでるんだよ。

彼女はそこで「ちゃんと断った」と言いました。

なんでそんな告白をしてきたんだろう?

今考えてみても完全に謎だけど、それを聞いたオレはちょうどいい機会だと思いました。

オレは聞きました。

「そんなことがあったのか。一応聞くけどさ、その男とは結婚してくれと言われるくらいの関係になってるってことなのか?」

少し遠回しに言いました。

彼女はビックリしたような顔をしたけど、慌てて否定した。

「いやそれはないよ」

オレはさらに聞きました。

「じゃあさ、オレの車の灰皿に知らないタバコの吸い殻入ってるんだけど、あれはその男のか?車に乗せたのか?」

彼女が一瞬止まったのが分かった。

この『間』で充分答えが出ていた気がする。

でもさらに彼女は言いました。

「会社の人のだけど、女の子だよ乗せたの。彼がタバコを吸ってるかどうか知らないし」

そこでオレは浮気を確信してしまった。

彼女の職場は、職員が6人しかいない。

毎日朝から帰りまで顔を合わせて働く。

飲み会も何度かやっている。

「彼」の話だってちょくちょく聞いているから、それなりに仲良く話してもいるんだろう。

そんな状況の狭い職場に2ヶ月いて、

今さら「彼」がタバコを吸ってるかどうか分からないなんてことがあるか?

夜中の0時近くまで、毎日みんな一緒に働いてるはずだろう?

たぶん彼女は「彼がタバコを吸ってるかどうか知らない」とウソを付き、車に乗せたことを隠そうとしている。

それはもう言えない何かがあるということ。

この状況で言えない何かって…もうオレにはそれ以外は考えられませんでした。

終わった。

そう思って心は放心状態だったけど、オレはそれ以上何も言いませんでした。

「そうか」

それだけがんばって言った気がする。

疑ってはいたけど信じたかった。

でも彼女が想うのはもう、オレではないんだと分かってしまった瞬間でした。

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彼女の浮気がバレた日

あの日からオレはずっと放心状態でした。

胸のあたりがずっと苦しかった。

相変わらず彼女の行動や態度は変わらない。

その日も彼女は帰りが遅かった。

オレは彼女のアパートで子供と2人でご飯を食べ、ベランダに出てタバコを吸おうとしました。

その時自分のタバコが空になっていたので、ゴミ箱に入れようとして、ふとそれに気付きました。

ゴミ箱に捨ててあったのは、彼女の吸っているタバコの箱。

その箱が少し、膨れていた。

それに気付いた瞬間、なんだか分からない胸の苦しさが一気に強くなった。

オレはその箱を開けてみました。

中に入っていたのは、ティッシュに包まれた使用済みのコンドーム。

開ける前から何か予感みたいなものはあったけど、本当にこの時は心臓が締め付けられて痛かったのを覚えてます。

オレと彼女は5月くらいから何もない。

これはもう、言い訳のできない証拠。

まさかこのアパートの、この部屋まで連れ込んでるとは思わなかった。

今まで一緒に寝ていた布団が、ものすごく汚らしいものに思えた。

一昨日はオレの誕生日。

このゴムはいつからここにあったんだろう。

余計なことばかりが頭の中をグルグル回る。

それから、彼女が帰って来るまでの記憶はあまりありません。

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