【青森観光】三内丸山遺跡とさんまるミュージアム【2019年夏】

ミクジン
ミクジン

寝ぐせの王様、ミクジンです

2019年8月16日(金)

昨夜は青森市内の漫画喫茶に泊まったのですが、上の写真は通路の様子です。

ホテルかここは。

『快活CLUB』というところでお世話になったのだけど、まさか今時の漫画喫茶が完全個室で防音になっているところがあるなんて知らなかったのでびびりました。

まぁ防音はそこまで完全な防音ではないみたいだけど…それでもこれはすごいなぁ。

部屋のドアはなんとオートロック。

カードキーをかざすとカギが開くという、もはや簡易ホテルと言ってもおかしくない作り。

シャワー室は別にありますが追加料金なし。

数百円払えば洗濯機や乾燥機まで使えるという設備に驚きました。

もちろん飲み物は飲み放題の、漫画やパソコンは楽しみ放題です。

今日は台風で雨だし、もうお外に出ないでここで漫画を読みまくってもいいんじゃ…。

三内丸山遺跡へ

あれ?

外に出てみると意外と青空。

天気予報を見てみたら、青森市内は台風10号の影響で雨が降るのは昼頃からという予報に変わっていました。

その後他の県の天気も調べてみると、どこもかしこも今日も明日も雨。

でも岩手だけは、明日と明後日くもりだけど雨が降らないことを発見しました。

なるほど。

そんじゃ今日の午前中に青森を楽しんで、雨の降り出す午後から岩手に向かい、明日は岩手を楽しめばいいわけだな?

了解でっす。

そんなわけでさっそく行動開始。

向かうは青森市内にある『三内丸山遺跡』

あまり時間がないので、快活CLUBから近いところを選んでみました。

遺跡を見るのは久しぶり…ワクワクやで。

あっという間に到着。

ん?

なんだあれは。

もしや…土偶か?

ギガゾンビの配下にして壊されても元の形に戻ることができ、ツチダマというかわいらしい名前と姿で子供の頃のオレの心をグッと掴んで離さなかったあの土偶か?

…この時突然、記憶の片隅にあった懐かしい思い出の歌が鮮明に蘇りました。

ドラゾンビ様を称える歌

ドラゾンビさ〜まに導かれ〜

東のほとりへきてみれば〜

そぉこは火の国めでたやな〜

森には獣山ほどに〜

川には魚山ほどに〜

めでたやめでたやな〜

映画『ドラえもんのび太の日本誕生』byヒカリ族ウタベ

何してんのオレ。

さぁ中に入るか。

オシャレ。

遺跡への入り口『縄文時遊館』はすごくキレイで、ヒカリ族のウタベが見たらさらに興奮して10番くらいまで歌いそうな雰囲気です。

三内丸山遺跡へはこの縄文時遊館の中を通っていけるみたいですね。

飛んだ。

入場券を購入しようと券売機に並んでいると、謎のポスターを発見。

土偶が飛んでるのでいよいよツチダマかと思ったのですが、これは青森県の縄文遺跡群が2021年の世界遺産登録を目指しているというポスターのようでした。

ウフフ。

入場券を購入してスタンプを押しました。

さぁ何が見れるのか楽しみ。

館内には遺跡のジオラマがありました。

三内丸山遺跡は5,500〜4,000年前の縄文時代にあった大集落の遺跡みたいですね。

細かく作られていてすごいなぁ。

みんなどんな暮らしをしていたんだろう。

遺跡エリア

ジオラマを見て後ろにあるトンネルを抜けるといよいよ遺跡のエリアです。

ワクワク。

おおおおお。

こちらは竪穴建物(たてあなたてもの)という小さめの住まい。

遺跡には当時の住まいが再現されていて、中に入ることもできるみたい。

さっそく突入してみます。

中は狭くて結構暗いですが、涼しくて夏場にはいいかもしれません。

少なくとも前に住んでたクソ暑いアパートよりは過ごしやすい温度です。

あのアパート、外より暑かったもの…。

あら?

こちらは床が地面に付いていない建物。

堀立柱建物(ほったてばしらたてもの)というらしいのですが、どんな時に使っていた建物なんだろう?

でかっ!

今度は最初に見た竪穴建物の超巨大バージョンのようなやつが現れました。

長さが10m以上の竪穴建物を大型竪穴建物(おおがたたてあなたてもの)というらしいのですが、ここにあるのはなんと、長さ約32m・幅約9.8m・床面積約250㎡もあり、日本最大のものみたいです。

住居のほか、集会場や共同作業場などの説があるそうな。

ここも入れるみたいなのでお邪魔します。

ぐはああああ広っ!

中は予想していたよりもすごく広くてびっくりしました。

こんだけ広かったら確かに集会しまくりの共同作業し放題です。

ドラゾンビ様に導かれなくてもこんな建物を作れるなんて、縄文テクニックはハンパじゃねえやと思いました。

何ゾンビ様がいたんだろう。

あっ。

集会もしくは共同作業をしていたとおぼしき椅子があるのを発見。

失礼します。

ふぅ。

椅子に座ると入り口から美しい光が差し込んでいました。

あそこから村一番の娘っ子が光を背に入ってきたのを見て、心が踊る作業中の若い衆がいたんだろうなぁ。

…男たちに気付いてクスッと笑いながら建物の奥の方へ歩いていく娘っ子。

思わず作業の手を止め鼻の下が伸びる彼らだったが、すぐ我に返り、再び作業に戻る。

…娘っ子には決まった相手がいた。

村長タヂカラの息子、ククル。

村のため、みんなのために自分たちができることは娘っ子を想うことではない。

分かっている、それはククルの役目だ。

自分たちは想ってはならないのだ。

でも…。

叶わぬ恋と知りながら、彼らは今日も村のため、仕事に精を出すのだった。

…ふぅ。

縄文の人もいろいろあったんだなぁ。

さて行くか。

妄想が爆発したあともいろいろ見ましたが、これから行く方もいるかと思うのでここでは詳しく書かないでおきます。

大昔に生きた人たちの遺跡。

ここに来るまでは知ることもなかった彼らだけど、彼らも自分と同じように精一杯生きていたんだなぁと思うと、なんだか身近な存在のような気がしてきます。

来てよかったなぁ。

さんまるミュージアム(常時展示室)

縄文時遊館に戻って、今度は『さんまるミュージアム』に向かいます。

同じ館内にある施設で、発掘されたいろんな物を展示しているみたいなのでそちらも楽しみですウフフ。

ステキ空間。

もうステキとしか言いようがないくらいステキ空間な展示室。

さてどんなものが展示してあるのかな?

さっそく登場したヒスイのお宝。

縄文といえばヒスイと土偶を思い浮かべるのはオレだけなのかな。

土偶きた。

なんか平べったいなぁ。

ひと口に土偶といってもいろいろな形があるみたいですね。

こんなのとか。

こんなのとか。

こんなのとか。

こんな…間違えた。

これは入り口のポスターだった。

それから土偶じゃなくて、岩偶なんてのも。

岩でも作ってたのか、知らなかった。

発掘されたものの他にも、縄文時代の人を紹介するこんな展示物も。

足元にあるQRコードを読み込むと、縄文ファミリーの会話が聞こえてくるというステキ仕様になってます。

ワンちゃんかわいいウフフ。

縄文フィッシング男子。

え、釣りしてただと!?

釣り針の作りがすげえ。

オレ、これ作れない…。

どうせフック船長のフックみたいなでかい釣り針だろ!と思った自分が恥ずかしいです。

縄文テクニックをあなどるべからずですね。

アシタカとおぼしき、タタリガミを狙っているがごとく弓を引き絞る少年。

当時使われていた弓矢や槍の先っぽなども展示されていて、ますます縄文テクニックのすごさにびびります。

縄文式お昼寝。

当時も今も、お昼寝はあんまり変わってないのかもしれないなぁ。

ん?

なにがあった。

タヌキらしきお尻が見え隠れしていたのですが、この子になにがあったんだ…。

縄文時代の最大の謎です。

縄文一家団らんファミリー。

土器を使ってあんなふうに生活してたのか。

土器がたくさん。

縄文時代の技術って結構すごかったんだなぁ、オレよりもずっとすごいかもしれない。

他にもいろいろ展示物を見ましたが、とても興味深いものばかりでした。

さてそろそろ行こうかな。

え?

誰だよ!

初ドヤか…日本初ドヤか!

ふぅ…びっくりした。

さんまるミュージアム、楽しいな!

出口付近には縄文人へのメッセージというコーナーがありました。

意見や感想などを書いて壁に貼っていいそうなのですが、時間が早いこともあってかまだほとんど貼られていない様子。

よし書いていこう。

フフフ。

楽しかったよさんまるミュージアム。

三内丸山遺跡はいろいろと楽しめるとってもステキな場所でした。

また来たいなぁ。