この記事には広告を含む場合があります。記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。
寝ぐせの王様、ミクジンです
最近GV-HDRECを使ってゲーム実況を始めてみたのですが、使用するヘッドセットによって聞こえる音質も違うし、録音される自分の声の聞こえ方もだいぶ差が出ることに気付きました。
そこで何種類か試し、その中でぶっちぎりで良かったのがこちらです。
個人的な意見ですが結論を先に言っちゃうと、買って大正解でした!
今はこれしか使ってません
そんなわけで、今回はこの『BLACK SHARK V2』をレビューしていきます。
『BLACK SHARK V2』について
特徴はこんな感じ
- 高音域をさらに豊かに、低音域をさらにパワフルにした鮮明なサウンドを実現するTRIFORCE 50mmチタンドライバー
- マイクハウジングを備え、よりクリアに声を伝達する着脱式マイク
- ソフトなクッションにより遮音性が強化されている密閉型イヤーキャップ
- 262gの軽量設計
- USBサウンドカードでTHX SPATIAL AUDIOを使用可能
『BLACK SHARK V2』は2020年8月18日、RAZERより発売されたヘッドセットです。
搭載されたTRIFORCE 50mmチタンドライバーにより、個別に低音、中音、高音にフォーカスできるため、各周波数帯が沈むことなくしっかりと聞こえるそうです。
着脱式のマイクは単一指向性で、後ろや横からの周辺音を遮断しながら音声を分離してくれるので、声がクリアに聞こえます。
また、専用ソフトをインストールしたPCでUSBサウンドカードを使えば、THX SPATIAL AUDIO(高精度な立体音響と音質を実現する次世代のサラウンドサウンド)を使用できます。
『素晴らしいオーディオ、クリアなマイク音声、優れた遮音性の3つを備えたeスポーツ向けのヘッドセットで、プロのようなパフォーマンスを発揮で発揮できる』
と説明がある通り、この商品がかなりこだわって作られているなぁと思いました。
スペック
ヘッドホン | |
---|---|
周波数特性 | 12Hz〜28KHz |
インピーダンス | 32Ω@1KHz |
感度(1kHz) | 100dBSPL/mW、1KHz |
ドライバー | カスタムダイナミック 50mmドライバー |
イヤーカップ内径 | 65×40mm |
接続タイプ | 4極3.5mm |
ケーブル長 | 1.8m SpeedFlexケーブル |
重量 | 262g |
マイク | |
---|---|
周波数特性 | 100Hz-10KHz |
S/N比 | 60dB |
感度(1kHz) | -42dB V/Pa、1KHz |
集音パターン | 単一指向性 |
『BLACK SHARK V2』開封と外観チェック
開封して中身を並べてみました
- BLACK SHARK V2本体
- 着脱式マイク
- USBサウンドカード
- キャリングポーチ
- クイックガイドなど
それでは外観を見ていきましょう
RAZERのロゴがとてもかっこいいです。
オレはヘッドセット初心者なので、性能よりも正直このかっこよさに惹かれて買った部分が大きいです。
ヘッドとイヤーの部分には、通気性に優れたメモリーフォームクッションが使われています。
これがまた柔らかくてサラサラして、とても付け心地が良いです。
イヤーカップの内径は65×40mmなのですが、このクッションのおかげでピッタリとフィットして隙間ができないようになってます。
画像スライドできます
イヤーカップに付いている金具の部分が伸び縮みすることで、ヘッドバンドの長さを調整できるようになってます。
だいたいのヘッドセットにこの調節機能が付いてるけど、こんなカッチョいいギミックは見たことがなかったので興奮しました。
イヤーカップL側には左から、マイク端子、ヘッドホンケーブル、マイクミュートボタン、そして中央上にはボリューム調節用のダイヤルが配置されています。
マイクは着脱可能で風防が付いていて、ケーブルは好きな位置に動かせるように柔らかめになってます。
『最高の音声を集音しながら、ノイズキャンセリングを実現』と説明書きにあるように、余計な音を極力減らし、クリアな音声を出すことにかなりこだわって作られているようです。
マイクを接続して実際に付けてみるとこんな感じになります。
ヘッドセットのケーブルはとても柔らかく、取り回しがしやすいなぁと思いました。
接続端子は4極3.5mmプラグになっているので、PS4やSwitchなど3.5mmポートのあるデバイスで使うことができます。
また、付属のUSBサウンドカードを経由することでUSBでの接続にも対応してます。
THX SPATIAL AUDIO(高精度な立体音響と音質を実現する次世代のサラウンドサウンド)を使う場合は、Razer Synapseという専用ソフトをインストールしたPCと、このUSBサウンドカードが必要になります。
ただし、PS4やSwitchではTHX SPATIAL AUDIOは使用できないみたいです。
『BLACK SHARK V2』を実際に使ってみた感想
付け心地について
まず付け心地がめちゃくちゃいいです。
262gという軽量設計に加え、柔らかいクッションのおかげで長時間付けていてもまったく苦になりません。
これを書いてるのが夏なのですが、イヤーカップのクッションの通気性が良いため、耳の辺りが湿って気持ち悪いなんてこともありませんでした。
それでいてフィット感も素晴らしく、少し動いたくらいではズレる気配もありません。
聞こえる音質について
ぶっちゃけオレはPCを持っていないので、THX SPATIAL AUDIOを試すことができなかったのですが…。
それでも音はとても良く感じました。
低、中、高の音域のバランスが良く、クリアに聞こえます。
『Ghost of Tushima』をプレイしてみた感想になりますが、離れていく鳥の羽ばたきや、近くを歩く人の足音の距離感を、音だけで察知することができるように思います。
THX SPATIAL AUDIOを使ったら一体どうなるのか…PCが欲しくなってきちゃいました
マイクについて
マイクの性能には正直ビビりました。
オレは主にGV-HDRECでのゲーム実況のためにこのBLACK SHARK V2を購入したのですが、録音された自分の声がめちゃくちゃクリアに聞こえます。
オレは声が小さいので、これまではなるべく大きな声を出すように気を付けてましたが、BLACK SHARK V2を使ってみたらその必要はなくなりました。
実際にBLACK SHARK V2を使ってGV-HDRECで録画してみた動画を貼っておくので、気になる方は見てみてください。
うーん、本人の眠そうな感じはともかく、声はクリアに聞こえてすごく嬉しいです。
音声の方もTHX SPATIAL AUDIOを使うといろいろ調節できるみたいなので、そのうちぜひ使ってみたいと思います。
こりゃ買ってよかった
廉価版 BLACK SHARK V2 X
BLACK SHARK V2には、この記事で紹介したものと廉価版のBLACK SHARK V2 Xがあります。
USBサウンドカードがないなどの違いはありますが、値段が安いのでお試しにもいいかもです。