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寝ぐせの王様、ミクジンです
この記事は、オレの心に響いたものを勝手に紹介して書きまくるワガママシリーズです。
今回はある音楽ユニットの曲のことを書きなぐりたいのですが、その前に…。
最近YouTubeの予備校のノリで学ぶ「大学の数学・物理」(通称:ヨビノリ)というチャンネルにハマっています。
大学生や高校生向けの理系科目の授業動画を多くアップしているチャンネルですが、高卒で勉強大嫌いなオレでも、興味を持って思わず見続けてしまうような魅力のある内容になってます。
あんまり理解できてないくせに、毎日毎日仕事のあとに夜メシを食べながら見て、風呂に浸かりながら見て、最後は見ながら寝落ちするほどにハマっています。
そんなヨビノリの動画の最後に流れる曲が、
noto『Telescope(feat.みきなつみ)』
これは同チャンネルの主題歌になっているのですが、何回も聞いているうちにどんどんこの曲のことが好きになっていきました。
そんなわけで、今回はnoto『Telescope(feat.みきなつみ)』を聞いて思ったことを書きなぐります。
noto『Telescope(feat.みきなつみ)』
“物語と在る音楽“をコンセプトに活動するボーカル不在の音楽ユニットnoto(ノート)が、ゲストボーカルにシンガーソングライターのみきなつみを迎えて発表したヨビノリの主題歌。
noto(ノート)がボーカル不在のユニットというのを知った時は驚きましたが、物語が変われば主人公が変わるように、「その物語に合った声を届けたい」ということなのかなぁと思いました。
みきなつみさんの胸にぶっ刺さるような声が歌詞にすごく合っていて、聞いているうちに自分がおっさんなのをすっかり忘れ、謎のやる気がみなぎって部屋を踊りながら動き回ったことは「誰にもバレなきゃいいなぁ」と思っています。
最後の方何言ってんだ…
決めるのは未来の僕でしょう?
この曲は初めて聞いた時から気になっていましたが、歌詞を見ながら聞いた時に完全にどっぷりハマりました。
人それぞれいろんな解釈があると思うけど、この曲の全部を表す歌詞だと思ったのが次の部分です。
選んだルートが間違いかどうかを
決めるのは未来の僕でしょう?
noto『Telescope(feat.みきなつみ)』
これを見た時に、自分の過去の出来事がぐるぐると頭の中を駆け巡り、少しモヤがかかっていた部分を完全に吹っ飛ばしてくれた気がしました。
みんなもあると思うけど、オレも生きてきた中で「あの選択は正しかったのかな」と心に引っかかっていることがあります。
それは過去には「間違いだった」と嘆くこともあったし、生きる希望を完全に失くしたこともあった。
それでもなんとか生きてみたら、いつの間にか「間違いだった」から「あの選択は正しかったのかな」に変わっていました。
よく考えてみると、あの頃の自分と今の自分では、まったく違う考え方になっていたんです。
今の自分ではまだ「正しかった」と思うことはできないけど、同時に「間違いだった」とは思わなくなっていた。
過去の自分から見れば『未来の自分』である現在のオレが、そう決めていたんです。
だからきっと歌詞のように、選んだルートが間違いかどうかを決めるのは今の自分じゃなく、未来の僕なんだと思います。
今は「あの選択は正しかったのかな」と思っているけど、もしかしたら未来の自分は「正しかった」と思えているかもしれない。
今がどんなに最悪でも、どんなにクソッタレな状況でも、未来の僕が笑えていたらそれはきっと、正しかったと言えるんじゃないかと思います。
未来の自分から見たら、あの「終わった」と思った過去が実はスタート地点だったりする可能性だってある。
そんなふうに考えると、本当は「終わり」なんかないんだって思えてきます。
そこからだって見えるだろ、こんなに小さな光でも
届け この声よ 何光年でも 越えて鳴って
何度だって描き直すよ
立ち尽くす方が痛いからさ
noto『Telescope(feat.みきなつみ)』
あの頃の自分はきっと「間違いだった」「終わった」と思いながらも、心のどこかで「終わりたくない」「生きていたい」と叫んでいたんだと思います。
自分で聞こえないふりをしてたけど、本当は笑っていたいから、その声が自分に届いて欲しいと願っていたはずです。
「動いてくれ、頼むから動いてくれ」と。
「終わった」その場所で立ち尽くすのは、本当に苦しすぎるから。
ねぇ気付いてよ 届いてよ
君に向けたメッセージ
そこからだって見えるだろ
こんなに小さな光でも
noto『Telescope(feat.みきなつみ)』
そうやってずっと叫んでいた声が、最近ようやく聞こえた気がします。
まだあの場所からそんなに離れていないのかもしれないけど、ようやく分かったんです。
本当は「進みたかったんだ」って。
過去の選択が正しかったのかは今だに分かりません。
これからの選択を正しく選べるのかも分からない。
だけどオレはまだ終わっちゃいなかった。
「進みたかったんだ」って知ることができたから、またゆっくりでも歩いていこうかな、なんて思えるようになりました。
ヨビノリが好きな理由
勉強大嫌いなオレに、不思議な楽しい時間をくれるヨビノリ。
申し訳ないことになかなか理解はできてないけど、「嫌いなものも見方を変えれば実は楽しい」ことを教えてくれました。
忘れたい過去の嫌な出来事ももしかしたら、自分の見方次第で笑い話になるのかもしれません。
だから好きなのかな、ヨビノリが。
noto『Telescoop(feat.みきなつみ)』は本当にヨビノリの主題歌にふさわしい曲だなぁと思います。
おっさんだろうが誰だろうが、いつでも、どこからでもスタートできます。
自分が間違っているかどうかなんて、終わっているかどうかなんて、今の自分には分からないから。
それを決めるのは未来の自分に託して、今は自分の声をしっかり聞いてあげたいと思います。
…ああそうさ、誰になんと言われようがスタートしてやるんじゃボケぇえええ!
だから今日もヨビノリ見て、主題歌聞いて踊るぜうおおおおお!!
うおおおおおお!!