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寝ぐせの王様、ミクジンです
これを書いてる時点で、あの事件から約1年が経ちました。
1年前の自分はどんなだったかなぁ…と考えてみると最悪なことばかり思い出しますが、当時の自分に言いたいことがあります。
それは、
耐えてくれてありがとう。
あの頃のクソだった自分に、これだけは言っておきたいと思ったのでここに書いておきたいと思います。
1年前の自分
1年前の自分は控えめに言ってもクソが付くほど最悪でした。
何度もブログに書いてますが、結婚しようとしてた彼女に浮気されたことで精神的に落ちるところまで落ちました。
人間って、たった1つの出来事でこんなにも生きる希望を失うってことを知りました。
それまで人生のすべてで、自分がじじいになって死ぬまで大切にしたいと思ってたものを失ったので、たぶん無意識に、
「この先笑うことも、何かを楽しいと感じることも、普通に生きていくことも無理だ」
と勝手に決めつけてたと思います。
自分の人生は終わったと思った。
なんのために仕事して、なんのためにお金を稼いで、なんのために生きているのか。
目的がなくなってしまうと、最後には生きている意味すら分からなくなりました。
もう苦しみ以外何もなかった。
正直、早く終わってほしかった。
今の自分
あれから1年が経ち、今では楽しいと思えることもできたし、笑えるようにもなりました。
こんなふうになれたのは、ブログを始めてあたたかいメッセージをもらったり、いろんな人に励まされたり、時間が経ったおかげだと思います。
そりゃまだたまに落ちることがあるけど、でも1年前と違ってもう人生終わったなんてことは思いません。
早く人生終われとも思わなくなった。
1年前では想像も付かないけど、今の状況は夢でも妄想でもなく、確かにある事実です。
人ってのはどんだけ絶望しても、やり直すことができるということを知りました。
ほんとにありがてぇことです。
これを知った今だから、1年前の自分へ言ってやりたいことがあります。
『1年前の自分へ』
なぁ自分。
毎日苦しくて、眠れなくて、何もなくなって、すべてがしんどいよなぁ。
あんまりしんどいから「もう早く終わってくれ」とか考えてるだろう。
仕方ないよな。
確かに今のお前には何もなくなったよ。
失ったものはそれだけ自分のすべてで、それだけ大事なものだったんだよな。
でもお前は間違っていたわけじゃないんだ。
出来事は最悪だったけど、それでお前が泣いたのも、苦しんだのも、死にたいと思ったのも、すべてが無駄で意味のないことだったわけじゃない。
同じ自分だから言えるけど、その最悪な出来事のおかげでやり始めたこともあるんだ。
逆に言うとその出来事がなければ一生やってなかったことも、できなかったこともある。
それは今のオレにとってすごく楽しいし、新しくできた失いたくないものでもある。
そりゃお前が今失ったものの大きさに比べたら小さいことかもしれないし、今のお前にとっては「そんなもんいらねえ」って思うだろうけど…。
でもこれだけは言わせてくれ。
その新しくやり始めたもののおかげで1年後、お前は元気で楽しくやってるぞ。
笑える日がまたくるんだ。
信じられねーだろ?
そしてそれは、お前がそのしんどい状況を耐えてくれたおかげなんだよ。
お前は間違っちゃいなかった。
無駄だったことは何もないんだ。
だからお前に言いたい。
耐えてくれてありがとう。
耐えてくれたから、また始められたよ。
生きる意味なんて考えなくていい。
何もないなんて思わなくていい。
そんなもんそのうち勝手にできるし、ショックが大きくて見えなくなってるだけなんだ。
お前はよくやったよ。
だから今は少し休んでくれよ。
そして1年後、思いっきり笑おうぜ!
最後に
自分に対して何を気持ち悪いことを書いてんだと思われるかもしれないけど、それでもいいんです。
褒めてやんないと自分を。
誰になんと言われようと、自分だけは自分を褒めてやんないとやってられねーこともあるんです。
本当にしんどかったのも、がんばってたのも、自分にしか分からないものが必ずあるはずだから。
ただでさえ落ちてんのに、外側しか見えてない他人の評価でさらに自分を嫌いになるなんてもう愚の骨頂ってやつです。
人間やってりゃ落ちることがあります。
絶望するのも終わったと思うのも仕方ない。
でもそのうちマシになるのは間違いないので、休憩だと思ってのんびりやってればいつか笑える日がくる。
充分に休めてないだけなんだよ。
終わってねーんだよ。
だからオレとおんなじように落ちてる人が、おんなじようにそのうち笑えれば嬉しいなぁ。