裏切られて「5年目」のクリスマスは幸せしかなかった

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ミクジン
ミクジン

寝ぐせの王様、ミクジンです

2022年も年末になり、今年もクリスマスがやってきましたね。

いまだに結婚どころか彼女もいないオレは、家族と過ごしてきました。

家族といっても、現在生き残っているのは弟とお父だけなので、オレを含めおじさん3人で過ごすクリスマス

これがね、めちゃくちゃ「幸せだなぁ」と思ったんですよ。

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ステーキとサンタのケーキ

まずは夕方に3人で集まり、ステーキを食べに行きました。

クリスマスということで、選んだのはちょっと高めのサーロインステーキ。

すごく柔らかくておいしくて、霜降り部分がおいしくて、脂身もおいしいうえに、最後の最後までおいしかったです。

ステーキ後は実家に行き、弟とお父が買っててくれたケーキの時間となりました。

サンタがかわいすぎる

ケーキのサンタを見た瞬間、なんだか少し悔しくなりました。

だってサンタのおじさん、この場にいるすべてのおじさんの中で、一番かわいいんだもん。

しかしまぁ、おじさん同士でかわいさを競ってもアレなので、すみやかにケーキを食べ始めました。

きたねえ我が家の食い方

たぶんこの写真を見ると、

「うわ、きたねぇ食い方!」

ってなる気がしますが…。

うちのケーキの食べ方は独特で、切り分けることは一切しません。

みんなが好きな部分を好きなタイミングで、好きなだけつっついて食べるシステムです。

これだけだとなんか良さそうに聞こえるかもしれませんが、実は「早く食わないとなくなる」という恐ろしいシステムでもあります。

これは今は亡きお母が始めたシステムで、もの心ついた時にはすでにこの状態でした。

ご飯のおかず(野菜炒めなど)も大皿にドーンと置いてつっつく感じだったので、それらと同じ感覚だったのでしょう。

そういやお母、生クリームとイチゴだけを狙いうちして食ってたっけな。

助けて欲しそうなサンタ

3人で3方向から食べ進めた結果、なんかサンタが、崖の上に取り残されたみたいな感じになりました。

助けて欲しそうなサンタに軽く良心が痛むのを感じつつも、このサンタは砂糖でできているため、食えます

というか食べたい。

でもちょっとお腹がいっぱいだな…。

よし、明日の朝とどめをさそう。

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プレゼント交換タイム

ケーキのあとは、お待ちかねのプレゼント交換タイム

弟は電動歯ブラシ、お父はゴルフで使う帽子と靴をゲット!

そしてオレは、キリンの3倍くらい首を長くして楽しみにしてた、電子レンジをもらいました。

ひとり暮らしをしているオレは、なぜか今まで、電子レンジを持っていなかったのです。

これであんなものや、こんなものをチンして食えるぞひゃっほう!

見てください、オレの嬉しそうな顔を。

自分でいうのも何ですが、恐ろしい悪魔が命を狩った直後の表情にそっくりです。

直接見たら危険なので、あえてモザイク処理をさせていただきました。

家族でうめえもん食って、欲しかったものをもらって、まじで最高のクリスマスです。

幸せしかねーなぁ。

…そう思っていたら、なぜだか5年前のクリスマスを思い出しました。

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5年前のクリスマス

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この記事でも5年前のクリスマスについてちょっと触れてますが、当時オレは精神的にどん底にいました。

このブログで何度も何度も触れてますが、好きだった人に裏切られたためです。

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今思えば、5年前のクリスマスだって、やってること自体は変わってませんでした。

いやむしろ、オレを元気づけようと、家族はいろいろしてくれた。

でもオレの心の中には、申し訳ない気持ちしかなかったんです。

心配させてごめん。

こんなにしてもらってるのに、なんだか辛くて仕方なくてごめん。

切り替えたいのに、喜んで笑いたいのに、どうしようもなくてごめん。

幸せなんてかけらもなく、本来なら嬉しいことなのに、余計に苦しくなってました。

こんな気持ちにしかならなかったのは、「普通の日常」がなかったからだと思います。

忘れられなくて、辛くて、苦しくて、どうせ未来なんかないから、生きることをやめたいと思う日々。

こんな「何もかもダメな日常」なのに、心配までかけちまって、本当にどうしようもないクソ人間だと思っていた。

それがまさか5年後にこんなに幸せになっているなんて、当時のオレには想像もできませんでした。

良くも悪くもだけど、未来なんて、まったくどうなるか分かんねーんだなぁと思います。

だけど今はとりあえず、耐えて、生きてくれた自分に「ありがとう」と言いたいです。

未来はどうなるか分かんないけどさ、あの時耐えてくれなかったら、今の幸せは間違いなくなかったんだ。

よくがんばったな。

おかげ今は幸せしかないよ。

ありがとう。

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