【漫画の名言】リゼ「どちらも選んでいるようで、どちらも見捨てている」『東京喰種』7巻

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ミクジン
ミクジン

寝ぐせの王様、ミクジンです

この記事は、オレの心に響いたものを勝手に紹介して書きまくるワガママシリーズです。

今回は『東京喰種』7巻から、ジェイソン(ヤモリ)に拷問を受けるカネキが作り出した、虚構のリゼが言った言葉です。

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どちらも選んでるようで、どちらも見捨てている

ジェイソン(ヤモリ)から死んだ方がマシと思えるほどの拷問を受けたカネキは、虚構のリゼに亡くなった母親のことを話します。

「傷つけるより傷つけられる人に」

そう言って誰よりも優しかった母。

しかしその母が亡くなったのは、母の姉に金を渡すため、昼夜を問わず働き過ぎたせいでの『過労』が原因でした。

虚構のリゼは言います。

出典:石田スイ『東京喰種』7巻

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意思が弱い欲張り野郎

このリゼの言葉にはグサッときました。

誰かを守るために、その誰かを選んで他の誰かを捨てる…なんてのはかなり難しいことだと思います。

たぶん全部うまくいくように考えて行動しようとするだろうし、そのために少しくらい自分が犠牲になってもかまわないと思う。

でもよく考えると、本気で守りたいと思っているなら、守れるだけの能力が自分にあるか判断し、自分ができる範囲で守れるものを選択していかないといけないんですよね。

それができないと全部中途半端になって、結果的に何ひとつ守れなくなる。

なぜなら、全部守れるだけの能力が自分にはないから。

そして残るのは『自分が犠牲になった』という自己満足や『こうなったのはあいつのせいだ』という怨みだけ。

いたたたた…身に覚えがありすぎる。

どれもこれも選びたいなら、そのくらい自分が強くなくちゃいけない。

強くないなら選ばないといけない。

できもしないのに選べもしないのは、ただの意思が弱い欲張り野郎だということに気付かされました。

確かにそんなの『優しい』とは言えない。

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捨てる『覚悟』

20代前半だった頃の話。

自分は当時付き合っていた彼女も、彼女の家ともなんとか上手くいかないかとやってみたけど、結局どちらも失いました。

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今思えば、本当に大事だった彼女のことをしっかり選んで見ていれば、いろんなことに気付けただろうし、気付けていれば今現在とはまったく違う未来になっていたと思います。

当時はがんばって「すべてをいい方向に」と思っていたけど、そのせいで本当に見てなきゃいけなかったものを見落としてました。

どちらも選んでいるつもりで、どちらも見捨てていたようなもんです。

オレは『優しい』とよく言われます。

『優しい』のは基本的に悪いことじゃないと思うけど、そのせいで選べないのは悪いことだと思います。

出典:石田スイ『東京喰種』7巻

結果を見ればリゼの言う通りです。

オレは優しい人間じゃなかった。

捨てる『覚悟』もない、軟弱野郎だった。

自分の身の程を知って覚悟があれば、大切なものは失わずに済んだかもしれません。

だから、これからは捨てる覚悟を持っていこうと思います。

本当に大切なものを守るために。

そんなわけで…

ミクジン
ミクジン

これからは容赦なくポイ捨てしてやるぜえええええええ

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