差別はよくないが、配慮は必要だ。障害者とのトラブルで契約を切られた同僚の話

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ミクジン
ミクジン

寝ぐせの王様、ミクジンです

これはつい、こないだの話。

オレと同じ契約社員の同僚が上司に呼び出され、約1ヶ月後の契約期間終了後、「更新はしない」と告げられました。

つまり、クビです。

突然の契約終了宣告に納得がいかなかった同僚が上司に理由を聞いてみると、こんなふうに答えられたそうです。

「あなたは同じ現場のスタッフとトラブルを起こしましたが、その相手のスタッフは精神障害者です。うちの会社では障害者支援に力を入れていますが、それを理解いただけないのであれば契約を終了するしかない」

それを聞いてオレは思いました。

障害者支援に力を入れてる?

ウソつけタコが。

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何も知らなかった同僚

確かに、オレの同僚は同じ現場のスタッフとトラブルを起こしました。

新人として入ってきたその若いスタッフに仕事を教える役を任され、毎日いろんなことを教え、指示していた同僚。

しかしその新人のスタッフは挨拶もできず、返事もできず、教えられても聞いているのかいないのか分からない無表情な態度。

新人のよく分からない態度にしばらくガマンしていた同僚でしたが、ある時思わずキツめの言葉をかけてしまった。

その直後、新人のスタッフはどこかへ走っていなくなってしまい、あとで聞いた話によると倉庫の隅へ行って泣いていたそうです。

このトラブルで同僚は「障害者支援を理解いただけないのであれば」とか言われ、契約を終了させられてしまったわけですが、ここでひとつ言っておきたいことがあります。

そもそも同僚は、新人のスタッフが『精神障害者』だということを会社から何も聞かされていませんでした。

ちなみにオレも、障害者が雇用されていて現場で一緒に働いているということを今回のことで初めて知りました。

これは大問題だと思うんですよ。

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同僚に伝えるべきだったこと

もし同僚が新人のことを事前に教えてもらっていれば、今回のようなトラブルはなかったと思います。

といっても差別にも繋がるような気がするので、みんなの前で精神障害者として紹介すべきだとは思いません。

ただ、同じ現場で相棒として働く同僚には、これから一緒に働く新人がどんな子なのかを伝えるべきだとは思います。

繊細な問題なので病名なんかは言わなくてもいいと思うけど、新人は何ができるのか、何ができないのか、どんなところに配慮すればいいのか、などは伝えるべきです。

それに加えて、会社に障害者支援の心があるというのなら、障害者を雇用していることや、自分たちの現場に配属する意図や目的などを現場スタッフに伝え、理解してもらうことも大事だと思います。

そうしないと、何も知らない者同士でトラブルになるのは間違いない。

そう思ったので、

「障害者支援を理解いただけないなら」って、理解も何も、いることすら知らなかったんだけど何言ってんの?

障害者支援に力を入れてる?

ウソつけタコが。

という感想になったわけです。

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みんなおんなじだ

精神障害者を差別するつもりはありませんが、障害者として認定されたからには、何かしらの問題を抱えているのは事実です。

でも何も認定されていないオレや他のみんなだって、ひとクセもふたクセもあるような人がいたりします。

たまたま認定されたから精神障害者という名前が付いてますが、そういう意味ではオレも他のみんなもおんなじようなもんです。

なので精神障害者がいなくても、結局人が集まれば何かしらのトラブルは起こります。

とはいえ、事前にトラブルを避けるための『精神障害者』だという情報があるにも関わらず、何も伝えないのは支援の心があるとは思えません。

会社としては、情報を出さないことで差別になるのを避けようとしていたのかもしれませんが、それでトラブルが起こるならなんの意味もない。

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差別はよくないが、配慮は必要だ

確かに差別はよくないと思いますが、配慮は必要だと思います。

なぜなら、障害者とか普通の人とか関係なく、みんなそれぞれ生い立ちも性格も、得意不得意まで全部違うからです。

みんなそれぞれ全部違うんだから、そりゃいろんなことに配慮しないとうまくなんかいきません。

『障害者』というのは、どこが問題なのかある程度判明しているだけ。

『普通の人』というのは、どこが問題なのかが未知数なだけです。

どちらにせよ、うまくやるために配慮するのは当然だし、みんな仲良くするためには最低限必要なことだと思います。

だけど配慮したくても、相手がどんな人なのかまったく分からない状態では難しいはずです。

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どちらにとってもマイナスな、会社の謎の行動

うちの会社はもしかしたら、差別にならないよう障害者に配慮したのかもしれませんが、その障害者と共に働く同僚には配慮しませんでした。

トラブルを避けるための情報を与えないというのは、そういうことです。

一方には配慮し、もう一方には配慮しない。

会社が同僚にしたそれは、差別ではないかと思います。

同僚に新人のことを伝えて、理解してもらえばトラブルを避けられたかもしれないのに、それをせず一方的に同僚だけを悪者にしてクビにする。

これが「障害者支援に力を入れている」会社のすることなのかと思います。

結局、会社のやり方が悪いせいで新人は泣いてしまうほど心が傷付き、同僚は働く場所を失ってしまいました。

どちらにとってもマイナスです。

なんならリーダークラスの同僚がいなくなるおかげで現場の人手が足りなくなり、スタッフみんなに影響が及んで仕事の進捗にも影響します。

それは会社にとってもよくないことだと思うんだけど、うちの会社は一体何に力を入れたいんだろう?

ミクジン
ミクジン

自分の首を絞めたいの?

そう思った出来事でした。

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