【心に響いたゲーム】『ドラクエXI』いじめや差別ってなんだっけ?オレ、菌でもいいや!

ミクジン
ミクジン

寝ぐせの王様、ミクジンです

この記事は、オレの心に響いたものを勝手に紹介して書きまくるワガママシリーズです。

ゲームの初プレイ時には何気なく通りすぎていた場面も、クリア後に改めてやってみると新しい気付きがあったりするので(あと忘れっぽいのもあり)、間を空けてまた遊ぶのが結構好きです。

『ドラゴンクエストXI』もそんな感じで久しぶりに少し遊んでみたのですが、そこでも新しい気付きがありました。

その気付きとは、自分がドラクエのことを大好きな理由と、「オレ、菌でもいいや!」と思えるようになった現在の自分でした。

ちょっと何を言っているか分からないと思いますが、今回は『ドラゴンクエストXI』を久しぶりにやってみて思ったことを書きなぐりたいと思います。

いじめや差別ってなんだっけ?

久しぶりに遊んでたら、下の写真の場面に出くわしました。

主人公達の他、しゃがんでいる人が3人、そしてスライム1匹が見えたでしょうか。

この人達、『ちいさなメダル』を拾う練習をしている女学生です。

スライムも女学生です。

スライムのメスってスライムベスじゃなかったっけ?記憶違い?

ちなみにこれ、部活動だそうです。

『ちいさなメダル』を拾う部活…。

発想がすげえです。

そして下の写真。

なんと、くさった死体の女学生。

この人も女学生です。

そして世界で一番いい香り。

死体界の中ではナンバーワンらしいです。

そしてそして、

先生というか確実にブチュチュンパだと思うのですが、ドラクエにおいてはそんなの関係ありません。

この世界では人でもモンスターでも、なんならくさってても関係なし。

みんなみんなちっとも気にせず、当たり前のように、一緒に仲良く暮らしています。

これ見てたら思ったんですよね。

いじめとか差別ってなんだっけ?

それと同時に、子供の頃のことを思い出しました。

いじめにあっていた子供時代

自分は小学生の頃「あいつは菌だ」と言われ、いじめられてました。

最初はいかにもいじめっ子って感じの1人にそう言われていじめられてたんですが…。

けどそいつが怖かったのか、いつの間にかクラスのやつらみんなにいじめられるようになりました。

くる日もくる日も菌扱い。

当時は『給食係』ってのがあって、給食の時間に準備と配膳をやるんだけど、オレが担当の時は菌が付くからってとてつもなく嫌がられました。

食べないで捨ててるやつもいたなあ。

小学生といっても悪いことには頭が回るもんで、先生にバレないように、うまく隠しながらみんなオレをいじめてたっけ。

小学生頭いいんだぜ?

親や先生に言う勇気もなかったし、とにかく学校に行くのが嫌でした。

「学校に行くのと死ぬの、どっちが苦しいのかな」なんてことも考えてた。

今思えば、子供の小さな世界でのいじめは本当に救いがなくて、逃げ場がなくて、自分が消えてなくなるしか救われる方法が思いつかなかったんだと思います。

それでもなんとかガマンしていたのは、母ちゃんが毎日朝から晩まで働いて、リウマチのばあちゃんの介護をしながら、オレたちを必死で守っているのを知ってたからだと思う。

だからこそ、いじめのことを言って心配させたくないってのもあったんだけど。

でもある日。

いじめは突然なくなりました。

そのきっかけは休み時間。

オレを最初にいじめ出したやつに、いつものようにからまれて、いつものように髪を掴まれ振り回され、泣かされかけてた時。

なんでそうなったのか、自分でもまったくよく分かりません。

分からないんだけど、その時初めてキレた。

突然です。

突然オレはキレた。

あまり記憶はないんだけど、気が付いたらいじめっ子が泣いて床でふさぎ込んでいて、オレの両手には抜けた大量の髪の毛が握られていた。

どうやらオレはキレて、逆に相手の髪を掴んで振り回したらしい。

誰かが先生を呼んだらしく、すぐに先生が走ってきた。

あれ?おかしいな。

オレがやられてる時は先生来なかったよ?

そう思ったのを覚えてる。

いじめなんてそんなもんだ。

「なんでこんなことしたの!」

先生に怒鳴られて、うろ覚えだけどオレは確かこう返しました。

「ずっとやられてたから、やり返しただけだよ。なんで1回やっただけで怒られなきゃいけないの?」

なんか開き直ってたんだろうな…。

なんとなく覚えてるのはそのくらい。

でも、その後いじめはなくなりました。

不思議なことに、その後気が付いたらいじめっ子と仲良くなってた。

オレがキレたのが怖かったのか、後日彼に謝られたのを覚えています。

中学校卒業まで同じ学校だったんだけど、ずっと一緒に登下校してたっけ。

よくそこまで仲良くなれたな…。

オレはたまたまブチギレたおかげでいじめがなくなったわけだけど、キレることもできずにいたらどうなっていたか分かりません。

本当は世界は広いのに。

本当は逃げることだってできるのに。

いじめられている時は自分で作ってしまった『小さな世界』で追い詰められて、どこに逃げたらいいのかも分からなくて、最後には自分の存在そのものを消すしかなくなってしまいます。

「だっていじめはどこにでもあるから。いじめのない世界なんてないから」

そんなふうにしか思えないから。

…大人になった今は「世界は広く、好きな世界を自分で選べる」ことを知ったけど、それでもこの世からいじめはなくならないというのは間違いないと思います。

ドラクエが好きな理由

いじめはなくならない。

これは断言できます。

最低でも、

世の中みんな同じ平和な性格、同じ容姿、同じ性別、同じ境遇、同じ価値観

にでもならないと無理なんじゃないかな。

がんばってなくそうという試みはあるけど。

知られもしないまま続く。

もしくは見て見ぬふりのまま続く。

そんなもんです。

がんばっても無理なら、もう違う場所に行くしかないんですよね。

ガマンしてたってなくならないもん。

なくならないし、その世界にいられなくなる。

いじめってのは本当に嫌だなぁと思います。

だからかなぁ、最初の『ドラゴンクエストXI』のいろんな場面を見た時にすごくうらやましかった。

オレは『菌』だってことでいじめられてました。

でも『ドラクエ』の世界なんて、

先生ブチュチュンパだし。

みんなでがんばってわけわかんないもの拾う練習してるし。

スライムなんか拾う練習すんのはいいけど、

手ないんだよ?

でも誰も何も言わないし、むしろ本気で、全力で応援してる。

そしてくさってても「世界で一番いい香り」って言われちゃう。

ツッコミたくなる要素満載なのに、みんなそれが当たり前みたいに、なんも気にせず暮らしてる。

そんなん見てたら、

くさった死体もいいなら、菌でもいいんだよねきっと。

と思えてきます。

あんなふうに自然にみんな、仲良くなれたらいいのになぁ。

自分が『ドラクエ』を大好きな理由がなんとなく分かった気がします。

いじめられていた子供の頃の自分は絶対に「嫌だ」って言うと思うけど、『ドラクエ』に出会った今の自分は、笑顔で、自信を持ってこう言えるようになったんだ。

オレ、菌でもいいや!

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